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[07発-ポ-07]身体組成指数の組み合わせパターンと体力・運動能力との関係

*Yujiro Ishihara1, Tadashi Uno2, Ryo Hamanaka3 (1. okayama university of science, 2. sanyo-onoda city university, 3. kyoto university of advanced science)
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【背景】 本研究は、発育発達研究(石原・村木、2022)で提案した身体組成カテゴリーモデルと体力・運動能力に関する調査である。身体組成カテゴリーモデルとは、身体組成指数である除脂肪量指数(FFMI)と脂肪量指数(FMI)の組み合わせから体格を6つにカテゴリー化したものである。身体組成カテゴリーと体力・運動能力には関連が認められており、カテゴリー3と4が最も高い体力総合点(以下、総合点)を示す。しかしながら、モデルを作成した対象者数(約1,500名)が日本人の形態、身体組成、体力・運動能力を把握するのに適した人数や対象校数であったのかは不透明である。【目的】 身体組成カテゴリーを作成した集団(福岡県内の高校生)とは異なる特性を有する対象に、身体組成カテゴリーと体力・運動能力との関連を検討することで、本モデルの有効性を検証することを目的とした。【方法】 鳥取県内の男子高校生41名を対象に形態、インピーダンス、体力・運動能力の測定を実施した。身体組成はGoran et al. (1993) の推定式にLohman (1986) の年齢別のFFM水和定数を使用した。体格は石原と村木(2022)の先行研究を基に6つにカテゴリー化した。【結果および考察】 先行研究を基に体格分類をした結果、カテゴリー1から5に分類された。各カテゴリーの身体組成の特性は、先行研究(石原・村木、2022)とおおよそ一致した。一方、身長はカテゴリー5が他と比較して有意ではないが高い値を示した。先行研究ではカテゴリー間に身長差は示されていないが、本研究で差が見られたのは少ない対象者数が要因であろう。カテゴリーと総合点との関係では先行研究と同様にカテゴリーを1、2、3、4、5の順に並べるとカテゴリー 3と4 を頂点に逆 U 字のような放物線を描いたことから、カテゴリーと総合点との関係は強固であると考えられた。

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