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[08測-ポ-26]大学剣道選手の競技レベルと跳躍能力の関係垂直跳びを用いたパイロットスタディ

*Takashi Naito1 (1. Hokkai-Gakuen University)
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剣道の打突動作は相手に起こりを察知されないようにする必要があり、助走や反動を含めず、陸上短距離種目のスタートのようなバリスティックな筋力発揮が必要とされる。剣道における下肢の筋力や筋パワーのフィールド測定では、跳躍能力を測る垂直跳びなどが用いられている。跳躍能力は反動予備動作を含めるカウンタームーブメントジャンプや反動予備動作を行わないスクワットジャンプなどで評価される。剣道選手における先行研究では、カウンタームーブメントジャンプは競技レベルの違いによって有意な差は認められなかったと報告している。近年、跳躍能力の指標としてカウンタームーブメントジャンプとスクワットジャンプの差分を示すCMJSJDiffが注目され、CMJSJDiffが小さいと筋腱の弛緩を素早く取り込む能力は高く、より素早く跳躍ができるため、剣道の競技レベルとも関連がある可能性が考えられる。本研究の目的は剣道の競技レベルと跳躍能力との関係を明らかにすることとした。大学生男子剣道選手が測定に参加した。測定は反動ありの垂直飛び、反動なしの垂直飛びとした。反動ありの垂直跳びは、両手を腰に当ててしゃがみ込む動作によって反動をつけ、跳躍した。反動なしの垂直跳びは両手を腰に当てて、膝関節90°にしゃがみ込んだ状態から跳躍した。両垂直跳びはマットスイッチ を使用し、2回ずつ跳躍した。結果の詳細は本学会にて報告する。

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