Presentation Information
[競技スポーツ-SB-3]Next-Generation Athlete Development with Competitive Ability and International Readiness in the JAAF Diamond Athlete Program
*Yuka Murofushi1 (1. Faculty of Health and Sports/Graduate School of Health and Sports Science, Juntendo University)
<演者略歴>
・2004年 アテネオリンピック 陸上競技女子ハンマー投 出場
・2019年 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 博士後期課程 修了(スポーツ健康科学博士)
・日本陸上競技連盟 理事、強化委員会ダイヤモンドアスリート プログラムマネージャー
・2004年 アテネオリンピック 陸上競技女子ハンマー投 出場
・2019年 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 博士後期課程 修了(スポーツ健康科学博士)
・日本陸上競技連盟 理事、強化委員会ダイヤモンドアスリート プログラムマネージャー
日本陸上競技連盟は2014年より、競技者育成指針と連動した強化育成パスウェイの一環として、競技力と共に人間性・国際性を備えた人材を育成する「ダイヤモンドアスリート(DA)制度」を展開し、修了生の約3割が国際大会に出場、金メダル獲得者も輩出している。本制度では、専門家を招聘して行う語学(英語)・栄養・心理・リーガル・メディア対応・金融リテラシー等の研修や、海外での競技活動を通じて、国際的な舞台で活躍する際に求められる素養を備えると共に、競技引退後にもスポーツ界や国内外の社会で活躍できる次世代人材の育成も目指している。第8期には、他競技団体へのヒアリングを通じて得た多面的育成の成功例を分析した。一方、陸上競技は専門化の遅さや進学時の環境変化の特性を踏まえ、高校生から大学2年生までを対象とする従来の選考方針を維持しつつ、他競技の知見を制度の強化に活かした。第11期生では、プレッシャーへの配慮としてDAの前段階に「Nextage」を設け、また主体性を重視した自薦制の導入等、選考・支援体制の改革を進めている。本発表では統括団体の立場から、「豊かな社会の実現」に貢献するアスリート像の構築に向けた育成の在り方を共有する。
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