Presentation Information
[学校保健体育-SA-2]Issues and prospects of school health and physical education in which diverse leaners Learn and grow together
*Kiyokatsu Watahiki1 (1. Tokai University)
<演者略歴>
筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程修了.修士(体育学).公立特別支援学校の保健体育科教員として勤務.小田原短期大学、いわき短期大学を経て東海大学児童教育学部特任講師.公認心理師.臨床発達心理士.特別支援教育士.日本体育・スポーツ・健康学会学校保健体育研究部会部会長.領域横断特別員会委員.
筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程修了.修士(体育学).公立特別支援学校の保健体育科教員として勤務.小田原短期大学、いわき短期大学を経て東海大学児童教育学部特任講師.公認心理師.臨床発達心理士.特別支援教育士.日本体育・スポーツ・健康学会学校保健体育研究部会部会長.領域横断特別員会委員.
現行の学習指導要領の解説(小学校体育編/中・高等学校保健体育編)では、改訂の要点として「運動やスポーツとの多様な関わり方を重視する視点から、体力や技能の程度、年齢や性別及び障害の有無にかかわらず、運動やスポーツの多様な楽しみ方を共有することができるよう指導内容の充実を図ること。その際、共生の視点を重視して改善を図ること」と示されており、共生社会の実現へ向けた学校保健体育の果たすべき役割として、運動やスポーツの価値の一つに「共生」が含まれている。第三期スポーツ基本計画においても「生涯にわたって運動・スポーツを継続したい子供の増加」や「体育授業への参加を希望する障害のある児童生徒の見学ゼロを目指した学習プログラムの開発」が目標に掲げられており、運動につまずきがある児童生徒も含めたすべての子どもたちがどう身体活動を楽しみ、学びを深めるかは重要な教育課題だと言える。
近年、通常の学級や特別支援学級の授業研究などでも教育現場を訪問する機会をいただいている。様々な相談の中には、協調運動の困難さを示す発達性協調運動症や肢体不自由等の体育の授業に直接関連する学習上の困難さだけでなく、授業におけるつまずきや失敗が不適応の原因になっているという事例がある。一方で、体育の授業を介して日常生活場面でも社会的な関わりが広がったという事例もある。
本シンポジウムでは、神奈川県立総合教育センターが令和の日本型学校体育構築支援事業の委託を受けて取り組んだ「共に学び共に育つ体育授業の調査研究」の成果と課題を交えた話題提供を行う。そこから得られた知見や教育現場からの声を参加者と共有しつつ、多様な学習者が共に学び、共に育つインクルーシブ体育のあり方について議論を深めたい。
近年、通常の学級や特別支援学級の授業研究などでも教育現場を訪問する機会をいただいている。様々な相談の中には、協調運動の困難さを示す発達性協調運動症や肢体不自由等の体育の授業に直接関連する学習上の困難さだけでなく、授業におけるつまずきや失敗が不適応の原因になっているという事例がある。一方で、体育の授業を介して日常生活場面でも社会的な関わりが広がったという事例もある。
本シンポジウムでは、神奈川県立総合教育センターが令和の日本型学校体育構築支援事業の委託を受けて取り組んだ「共に学び共に育つ体育授業の調査研究」の成果と課題を交えた話題提供を行う。そこから得られた知見や教育現場からの声を参加者と共有しつつ、多様な学習者が共に学び、共に育つインクルーシブ体育のあり方について議論を深めたい。
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