Presentation Information
[学校保健体育-SB-1]“Externalization, Internalization and New-internalization" as a path of expansionits technical support and prospects for "Proactive learning”
*Takayoshi Yamada1 (1. University of Fukui)
<演者略歴>
金沢大学教育学部卒業、金沢大学大学院教育学研究科修了、金沢大学大学院自然科学研究科修了、博士(学術)。福井工業高等専門学校講師、福井大学教育学部講師・准教授を経て同大学教授。日本体育測定評価学会理事。
金沢大学教育学部卒業、金沢大学大学院教育学研究科修了、金沢大学大学院自然科学研究科修了、博士(学術)。福井工業高等専門学校講師、福井大学教育学部講師・准教授を経て同大学教授。日本体育測定評価学会理事。
コロナ禍を経て、ICTを活用した実践をさらに推し進めようとする動きが高まった。この動きの中で試行錯誤されてきたICTの活用方法は、対話的な学びに一定の貢献を果たしていると評価される一方で、技能の獲得や改善・向上に直結させようとするものであるようにも捉えられる。学習者の興味・関心や学習意欲を高め、さらに主体的で対話的な学びを促進し、「深い学び」へ繋げられるようなICTの活用方法が求められる。とりわけ、学校保健体育領域においては、動きの可視化・客体化を目的にICTが活用される場面が多いが、動画撮影・閲覧に留まっているケースが大半である。ICTとバイオメカニクスあるいは運動生理学等の分野で代表される動きのキネマティクスや筋電図あるいは心拍数等とを組み合わせ、簡便にかつリアルタイムで授業実践に活用されているケースは稀である。導入に向けて、経済的なハードルをはじめ、授業者の活用スキル(パラメータの選択や提示方法)、学習者の情報を読み取る力(情報量や読み取り方)等、多くのハードルが想定される。本発表内容が今後の学校保健体育分野におけるICTの活用を通した「深い学び」のきっかけになることを祈念する。
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