Session Details

【オンデマンドシンポジウム1】当事者と共につくる共創ウェルビーイング:支え合うコミュニティ・エンパワメント

座長:安梅 勅江(筑波大学)
当事者主体の共創力を引き出すエンパワメントの技術をもとに、「ともにいきる地域づくり」に向けた共創ウェルビーイングCo-Creative Wellbeing の方法を、具体的な事例から紹介します。共創ウェルビーイングは、自分、他者、環境に思いを寄せるケアCare と、互いの違いを楽しみつつ共によりよい未来を築くクリエーションCreation に基づくウェルビーイングです。
ウェルビーイングは個人の幸福に焦点をあて論じられることが多いですが、本来人は、他者や環境と共に存在する共創的なウェルビーイングによって支えられています。

本シンポでは共創ウェルビーイングに関する理論と研究成果を踏まえ、当事者主体のエンパワメントについて、地域づくり、インクルーシブ支援、多世代交流の視点からアクションリサーチと実装方法について概説します。
保健、医療、福祉、教育、心理、行政、経営など、ヒューマンサービスに携わるすべての実践職、研究職、学生などを対象とします。
構成は、理論編と実践編からなります。理論編では、エンパワメントの理論と基本的な技術について概説します。実践編では、さまざまな実践におけるアクションリサーチの具体的な例をあげ、その適用法とコツについて明示します。

シンポジストおよびテーマは下記です。
松本 宗賢(令和健康科学大学)
 共創ウェルビーイング尺度開発と拠点づくりへの実装
木下 弘(飛島村保健福祉センター)
 多世代交流型運動支援と共創ウェルビーイング
渡邉 多恵子(淑徳大学)
 住民主体課題解決と共創ウェルビーイング
新山 妙子(路交館北丘こども園)
 インクルーシブ保育教育と共創ウェルビーイング

多様性を認めひとりひとりが輝く社会実現に向け、研究と実践の協創を拓く環境促進を期待しています。

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[オンデマンドシンポジウム1-1]共創ウェルビーイング尺度開発と拠点づくりへの実装

*Munenori Matsumoto1 (1. REIWA HEALTH SCIENCES UNIVERSITY)

[オンデマンドシンポジウム1-2]Exercise Support for the Elderly and Community Co-created Well-being

*Hiroshi Kinoshita1, Yuko Sawada2, Akihiro Kakuda2, Shoko Tanaka3, Etsuko Tomisaki4, Taeko Watanabe5, Rika Okumura1, Saki Morozumi1, Ikumi Itaya1, Tokie Anme6 (1. Tobishima Village Office, 2. Morinomiya Academy of Medical Sciences, 3. Musashino University, 4. Keio University, 5. Shukutoku University, 6. Graduate School of University of Tsukuba)

[オンデマンドシンポジウム1-3]A sustainable and emotionally enriching community collaboratively created by residents and local government.

*Taeko Watanabe1 (1. Shukutoku University)

[オンデマンドシンポジウム1-4]Inclusive Childcare Practices and Co-creating Well-being

*Taeko Niiyama1 (1. social welfare corporation)