講演情報
[1G09]蓄熱式高速炉の売電収入増加効果評価
*高野 和也1、向井田 恭子1、山野 秀将1、安松 直人2 (1. JAEA、2. NESI)
キーワード:
ナトリウム冷却高速炉、溶融塩、蓄熱、売電収入
小型ナトリウム冷却高速炉に対して原子炉定格出力の50%相当を5.5hに渡り出力可能な規模の溶融塩蓄熱設備を付加し、高速炉と蓄熱設備のシステム全体による発電時間帯を高売電価格帯へシフトすることによる売電収入増加を定量的に評価した。電力買取価格の単価として、東京エリア及び九州エリアにおける2020年から2022年のエリアプライスに基づき評価した結果、東京エリアでは+5~9%、九州エリアでは+10~12%の売電収入増加効果が得られた。
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