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[1I04]複合ハザードを考慮した確率論的リスク評価手法の開発その5:複合ハザードの分類方法およびモデル化手法の提案

*崔 炳賢1、堤 英明2、西田 明美1、高田 毅士1 (1. 日本原子力研究開発機構、2. トータル・サポート・システム)

キーワード:

複合ハザード、確率論的リスク評価、分類方法、モデル化、スクリーニング

福島第一原子力発電所の事故の教訓の一つとして、地震と津波など複数の異なる影響をもたらす外部ハザード(複合ハザード)を考慮に入れたPRA手法の開発が必要であることが指摘されている。複合ハザードは、因果関係や時間的な影響によって非常に複雑な現象である。ASAMPSA_EやOECD/NEAなど国際的プロジェクトで検討されているが、用語や分類方法についてはまだ統一されていないのが現状である。また、複合ハザードのモデル化やスクリーニング方法についても整理されておらず、合理的な複合ハザードのPRA手法はまだ実用段階とは言えない。本稿では、複合ハザードの分類方法及びモデル化、スクリーニング方法について検討した内容を報告する。

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