講演情報

[1L11]日立教育訓練用原子炉(HTR)の廃止措置(1)廃止措置の概要

*鈴木 裕子1、青天目 州晶2、橋本 義大2、田山 隆一2、植竹 満1、小澤 朋紀1、蒲生 秀穂1 (1. 日立、2. 日立GE)

キーワード:

廃止措置、解体

日立教育訓練用原子炉(HTR:Hitachi Training Reactor )は、1961年に初臨界を達成し1975年に運転を終了した研究炉である。運転終了後、すぐに原子炉冷却系統等の主要な設備の解体を実施し、原子炉建屋にてその放射性固体廃棄物の保管を継続するとともに、原子炉建屋及び原子炉建屋周辺の建屋を維持してきた。運転停止後当初の計画では、放射性廃棄物の搬出が完了し次第、炉心領域の放射化コンクリートを含む全建屋を解体撤去することとしていたが、その計画を変更し、放射性固体廃棄物はその搬出先が決定されるまで保管を行いながら、適宜解体を進めていき、管理範囲を縮小していくこととした。この新しい計画での廃止措置について報告する。

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