講演情報
[2A18]回転フィルタ型transXend検出器を用いた低被ばくエネルギー分解CT測定法の人体サイズファントムへの応用可能性
*山下 良樹1、神野 郁夫2 (1. 京都教育大学、2. 京都大学)
キーワード:
X線、エネルギー分解CT、低被ばく、人体サイズ
X線管出口に回転型の吸収体交換装置を設置した2次元transXend検出器によるエネルギー分解X線コンピュータ断層撮影法を開発した.これを用い直径30 mmの被検体の測定角度と吸収体の種類変更を同期し,被ばく量を低減する方法を実証した.今回,投影データを並び替えてエネルギー分解解析を行うことにより被ばく量の増加なしでより高画質の断層画像を得る手法を新たに考案した.計算により直径300 mmの人体サイズの被検体に対しての応用可能性を発表する.
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