[2A_PL] レーザーを活用した分析計測・制御システムの研究と原子力工学への展開

[2A_PL03] レーザー誘起ブレークダウン分光法を用いた過酷環境下における遠隔その場分析

*若井田 育夫¹ (1. JAEA)

レーザー光による原子分子計測やイオン計測制御は、微量放射能分析から、高強度光を活用した分子・イオンのダイナミクスの観察、量子ビットとしての活用など、ミクロな世界の様々な計測・制御に使用されている。特に、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う分析技術として活用や、微量同位体計測への適用、さらには量子コンピュータへの応用を踏まえた研究開発が様々な研究機関において進められている。そこで、レーザーを活用した分析計測・制御システムの中でも原子力分野に関連する領域を特集し、放射線工学分野の一層の進展と研究領域の拡大の一助とする。