講演情報

[2D01]未臨界状態の近畿大学原子炉に対するFeynman-α, Rossi-α, 相関関数解析の性能比較

*菅 憲一郎1、池田 晶一1、左近 敦士1、芳原 新也1、橋本 憲吾1 (1. 近大)

キーワード:

近畿大学原子炉、未臨界、Feynman-α、Rossi-α、相関関数、即発中性子減衰定数

高濃縮ウラン燃料固有中性子源により駆動した近畿大学原子炉の未臨界状態に対してFeynman-α, Rossi-α, 相関関数法に基づく炉雑音解析を行い、解析手法間の性能を比較した。Feynman-α解析により得た即発中性子減衰定数は、ゲート幅刻みに依存する比較的大きな統計誤差を有した。一方、Rossi-αと自己相関関数解析は、ラグと時間間隔の刻みに依存しない小さな統計誤差をもつ即発中性子減衰定数をもたらした。

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