講演情報

[2D11]Gelbardの問題を用いた出力分布の歪みに関する検討

*吉川 敬太1、千葉 豪1、辻田 浩介2、三輪 周平2 (1. 北海道大学、2. 株式会社原子力エンジニアリング)

キーワード:

軽水炉、出力チルト、Gelbardの問題

中性子束分布(出力分布)に大きなチルトを発生させる問題として、Gelbardの問題がよく知られている。この問題では、燃料、吸収材、減速材からなる非対称な単位セルが複数配置された炉心において、エネルギー2群想定での中性子束分布に大きなチルトが発生するというものである。本研究ではGelbardの問題を基に、1次元炉心と2次元炉心において大きな出力チルトが発生する条件を考察し、PWR実機で見られる出力チルトの発生条件について検討を行った。

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