講演情報

[2E05]過酷事故時原子炉建屋・格納容器の熱流動解析コード Advance/BAROCの開発(12) FPエアロゾル沈着モデルの改良とNSPPエアロゾル実験による検証解析

*高橋 淳郎1、三橋 利玄1、浜野 明千宏1、大西 史倫1、波田地 洋隆1、小池 秀耀1、内藤 正則1 (1. アドバンスソフト株式会社)

キーワード:

BAROC、3次元圧縮性流体解析、過酷事故、エアロゾル粒子沈着モデル、重力沈降、熱泳動、拡散泳動、トレーサー、NSPP

これまでBAROCコードを用いて原子炉建屋の解析や試験解析を通じてFPエアロゾル挙動解析モデルの妥当性を確認してきた。BAROCコードのFPエアロゾル挙動解析モデルの中で、重力沈降による沈着モデルはエアロゾル粒子の終端速度のみに依存する簡易的なものであったため、沈着面の鉛直面に対する角度の依存性を考慮した詳細なモデルの改良を行った。改良したBAROCコードの妥当性を検証するため、NSPP(Nuclear Safety Pilot Plant)エアロゾル実験を対象に解析を行い、試験結果と同等の結果が得られることを確認した。同時に、乱流拡散、重力沈降、熱泳動、拡散泳動などそれぞれの機構による沈着への寄与も評価した。

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