講演情報

[2E07]SA時のFP挙動モデルの評価(7) Cs-I-Ag-In-Cd-H2O系での化学反応性評価

*唐澤 英年1、三輪 周平1、木野 千晶2 (1. JAEA、2. エネ総研)

キーワード:

シビアアクシデント解析コード、化学反応モデル、ガス状ヨウ素、制御棒材

SA解析コードに化学反応モジュールを追加するため、ECUME/化学反応データセットの妥当性を確認している。これまで、Cs-I-B-Mo-H2O系での化学反応性を、温度勾配管を配したTeRRa装置を用いた試験の試験解析で評価してきた。今回、Phebus-FPT1試験の一次系解析でCs-I-Ag-In-Cd-H2O系の化学反応挙動を評価した。SA解析では、ノードジャンクション法を用いるため、ノードサイズ、すなわちノード内での化学反応時間の影響を調べた。ノードサイズを大きくすると、ガス状ヨウ素の生成割合が上昇した。ガス状ヨウ素生成割合のノードサイズ依存性から、SA解析への適用時に生じる不確かさの幅について検討した。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン