[2G01-04] ナトリウム冷却高速炉1

9:45 〜 10:00

[2G02] 革新的小型ナトリウム冷却高速炉の開発(19)RVACSによる炉心損傷時の金属燃料デブリ冷却

*三島 大輝¹、渕田 翔¹、藤又 和博¹、阿部 崇¹、中原 宏尊¹ (1. 日立GE)

キーワード：

ナトリウム冷却高速炉、RVACS、金属燃料、燃料デブリ、デブリ冷却、IVR

金属燃料を使用した小型ナトリウム冷却高速炉において、炉心損傷により全燃料が溶融し炉心入口プレナムにデブリとして堆積すると想定した場合、RVACS（Reacrot Vessel Auxiliary Cooling System：原子炉容器補助冷却システム）のみで金属燃料デブリの冷却が可能であることをCFDによる3次元熱流動解析により確認した。デブリ形状に関する感度解析と米国の試験知見より、下部プレナム貫通に対し十分な余裕がありIVR(In-Vessel Retention：炉容器内終息)達成の見込みを得た。