講演情報
[2G04]革新的小型ナトリウム冷却高速炉の開発(21) 乾式再処理で発生する高レベル放射性廃棄物の地層処分
*桜木 智史1、朝野 英一1、田中 真悟1、針貝 美樹1、関口 裕真2、渡邉 大輔3 (1. 原環セ、2. 電中研、3. 日立GE)
キーワード:
ナトリウム冷却高速炉、金属燃料、乾式再処理、高レベル放射性廃棄物、ガラス結合ソーダライト、地層処分
将来の高速炉サイクルの実現を目指し、金属燃料を用いる小型のナトリウム冷却高速炉に着目した検討を進めている。本システムでは、使用済金属燃料を乾式再処理してアクチナイドをリサイクルし、核分裂生成物を含む高レベル放射性廃棄物はガラス結合ソーダライト固化体として地層処分することを想定している。ここでは、ガラス結合ソーダライト固化体の発熱特性に基づいて処分場面積や閉鎖後長期の安全性を解析評価し、軽水炉・湿式再処理の高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)との比較及び従来の処分概念への適合性を検討した。また、処分の観点から、乾式再処理や廃棄体化の今後の技術課題等を整理した結果を報告する。
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