講演情報

[2G11]原子炉構造レジリエンスを向上させる破損の拡大抑制技術の開発(30) 超高温時のレジリエンス向上策の有効性評価

*小野田 雄一1、西野 裕之1、栗坂 健一1、山野 秀将1 (1. JAEA)

キーワード:

レジリエンス向上策、超高温、炉停止後の除熱機能喪失、CVACS、イベントツリー分析

次世代高速炉を対象として、除熱機能喪失により超高温に至る事故シーケンスに着目し、原子炉構造レジリエンスを向上させる対策の有効性を評価した。原子炉容器から放熱を促進する対策に焦点を当て、同対策による冷却性を評価した。また事故進展の不確実さとレジリエンス向上策の成否について検討し、イベントツリーの分岐確率を評価した。これにより想定した対策による炉心­損傷頻度の低減率が定量化できることを確認した。

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