講演情報
[2I10]Additive Manufacturing によるBWR 制御棒 落下速度リミタの軽量設計
*甚目 靖明1、相澤 政史1、中村 光晴2、片山 健二郎2、阿部 友紀2、片山 義紀2、松永 圭司2 (1. 東芝、2. 東芝ESS)
キーワード:
AM、積層造形、Type316L、トポロジー最適化、BWR 制御棒
BWR制御棒の落下速度リミタの軽量設計をAM(Additive Manufacturing)とトポロジー最適化により実施した。従来の鋳造品の中実構造からAMを活用した中空構造とすることで質量を削減し、削減量に応じた中性子吸収材の増加や中性子吸収材種の変更を検討することが可能となり、制御棒の製品寿命の向上を期待することができる。AM造形可能なType316Lを選定し、ノーバッファスクラム条件と地震時スクラム条件下での荷重を考慮し、内部構造を最適化した。さらに、造形性や後加工性を考慮し質量を50%削減する軽量化形状を設計した。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン