講演情報

[2L08]SNMS/FIB-TOF-SIMSによる重要核種の分析検討

*徳永 陸1、松村 珠希1、森田 真人1、坂本 哲夫1、富田 英生3、宮部 昌文2、岩田 圭弘2 (1. 工学院大学、2. 原子力機構(JAEA)、3. 名古屋大学)

キーワード:

質量分析、波長可変レーザー、廃炉措置

現在、福島第一原子力発電所の廃炉作業が進められている。その中でも燃料デブリの性状把握は、デブリ取り出し作業においてきわめて重要である。発表者らが開発したレーザー共鳴イオン化スパッタ中性子質量分析法(R-SNMS)では、共鳴イオン化現象を用いて質量スペクトルにおける同重体干渉を抑制しつつ、微小粒子について元素イメージングと同位体比分析を同時に行うことができる。効率のよい共鳴イオン化のためにスキーム評価が必要である。そこで本研究では重要核種とされる38+α核種の中のNd,Gdについて文献から得られたスキームと既知の効率の良いとされるスキームの2つを比較するための分析検討を行った。

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