講演情報

[2L13]福島第一原子力発電所の燃料デブリ取出しに向けたダスト飛散率データの整備(16)コアボーリング切削における飛散ダスト挙動の解析

*加藤 健太1、稲垣 健太1、小山 正史1、魚住 浩一1、金井 大造1、中村 勤也1、金川 俊1、土方 孝敏1、加藤 徹也1、山内 大典2 (1. 電中研、2. 東電HD)

キーワード:

ダスト、シミュレーション、粒子追跡法、飛散率、デブリ

これまで我々は燃料デブリ取り出し時の安全評価のため、様々な切削工法を用いて模擬材を切削し、飛散率データの整備を行ってきた。このうち、コアボーリングを用いた切削では飛散ダスト量が非常に少ないことから、より詳細な飛散率データ取得のため、30cm角の小ケーシング内で切削試験を実施した。ここでは、飛散ダストを採取する複数のサンプリング管を近接して配置することから、系内に浮遊するダストの各サンプリング管による採取量を粒子追跡法を用いて評価した。その結果、各サンプリング管での採取ダスト量は概ねサンプリング流量に応じており、サンプリング管の位置や流量による特異的な変化が無いことを確認した。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン