講演情報
[2M16]低透水性覆土の巨視的透水係数算出方法に関する研究
*山田 淳夫1、平井 哲1 (1. 安藤ハザマ 技術研究所 原子力部)
キーワード:
放射性廃棄物、低透水性覆土、巨視的透水係数、モデル化
低レベル放射性廃棄物処分施設の人工バリアのうち、低透水性覆土の遮水性能(地下水を通しにくくする能力)として、巨視的透水係数(構造物全体を均一な透水係数を持つ要素と見立てた場合の等価な透水係数)を示すことが提案されている。巨視的透水係数を算出するためには、対象現場を何らかの方法でモデル化し、三次元飽和浸透流解析を行う必要がある。このモデル化は、現場採取データを用いて行い、データ採取点以外の箇所を地盤統計学的手法等による補間で生成するというものである。一方、近年の土工事において3DスキャナやCCV(Compaction Control Value)等の活用により面的に連続したデータを採取して締固め管理する方法が開発されている。そこで、本稿ではこれらのうち、3Dスキャナによる締固め管理で得られるデータを用いて、直接的に三次元飽和浸透流解析用のモデルを作成する方法について検討した。
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