講演情報
[2O04]JRR-3及びWASTEFを活用した原子炉構造材料の照射試験(4) 垂直照射キャプセルの設計・製作
*冬島 拓実1、牛島 寛章1、光井 研人1、遠藤 泰一1、松井 義典1、岡田 祐次1、河 侑成1、端 邦樹1、石島 暖大1、仁尾 大資1 (1. JAEA)
キーワード:
JRR-3、材料照射試験、垂直照射キャプセル、ガンマ発熱率
原子炉構造材料の照射脆化評価の高度化に資する基礎データの取得のため、JRR-3で照射試験を行うための垂直照射キャプセルの設計・製作を行った。照射試験においては、試料の軸方向全長にわたり高精度かつ平坦な照射温度の制御が求められたことから、キャプセルの型式として真空・ヒーター温度制御併用型を選定し、JRR-3のガンマ発熱率分布データに基づく熱解析を行い、キャプセル構成材の寸法を決定した。照射試験の結果、±2℃以内の高精度な照射温度制御を達成し、試料全体でも目標照射温度範囲(290±10℃)を満足することができた。本発表では、当該キャプセルの設計(照射温度解析を含む)、製作及び検査について報告する。
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