講演情報

[3A04]核融合中性子源A-FNSを用いた高速中性子イメージングの検討(2)高速中性子透過像の詳細な分析

*大平 直也1、土川 雄介2、伊藤 大介1、齊藤 泰司1、篠原 武尚2、鬼柳 善明3、権 セロム4、落合 謙太郎4、佐藤 聡4 (1. 京大、2. JAEA、3. 日本中性子光学、4. QST)

キーワード:

高速中性子イメージング

現在、核融合中性子源A-FNSの設計が進められている。A-FNS の主な目的は材料の照射試験だが、多目的利用を目指したA-FNSの検討も進められており、その一つとして現在、高速中性子のイメージング利用について検討を行っている。A-FNSで放出される高速中性子は非常に高いエネルギーをもつため、数センチの厚みを持つ金属でも容易に透過すると期待され、工業製品の非破壊検査などに有効活用できると思われる。本研究では、PP/ZnSシンチレータを用いた基礎的な高速中性子イメージングの実験を行い、得られた画像の評価と合わせてPHITSを用いた数値シミュレーションを行い、それらの結果を比較・考察した。その結果、含水素物質では金属物質と比較して異なる透過挙動を示すことがわかったため、その詳細について報告する。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン