講演情報

[3A11]トリチウム水分析のための中赤外キャビティエンハンストレーザー吸収分光システムの開発

高山 恵理佳1、柘植 紘汰1、橋本 大輝1、阿部 恒2、西澤 典彦1、*富田 英生1 (1. 名大、2. 産総研)

キーワード:

トリチウム、放射性廃棄物モニタリング、レーザー吸収分光、キャビティリングダウン分光

トリチウムは半減期12.3 年のβ壊変核種であり、バイオトレーサー応用や福島第一原子力発電所の廃炉作業において、迅速・簡便なトリチウム分析法が求められている。トリチウム分析には液体シンチレーションカウンティング法が主に用いられているが、低濃度トリチウムの連続分析には測定時間や測定ごとの放射性廃棄物の発生などの課題がある。そこで、トリチウムを含む水をキャビティエンハンストレーザー吸収分光により測定し、トリチウム濃度を連続的に測定できる分析システムの開発を行っている。重水を用いた動作確認と分光特性評価などを報告する。

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