講演情報
[3B02]タングステン及びタングステン・レニウム合金の高温酸化機構に関する研究
*小林 真1,2、大塚 哲平3、大矢 恭久4、能登 裕之1,2、島田 雅5、波多野 雄治6 (1. 核融合科学研究所、2. 総合研究大学院大学、3. 近畿大学、4. 静岡大学、5. アイダホ国立研究所、6. 富山大学)
キーワード:
タングステン、酸化、熱重量分析
プラズマ対向材料であるタングステンは、核融合炉の運転に伴い核反応生成物が蓄積すると共に核発熱により高温となるため、真空喪失事故時に空気により酸化し放射性同位元素が飛散することが懸念される。本研究では、タングステンと主要な核反応生成物であるレニウムが蓄積した状態を想定したタングステン・レニウム合金について、酸素雰囲気下で、様々な温度で熱重量測定を行うことにより酸化速度を評価した。更に、酸化後試料の化学状態等を評価することで、酸化機構を明らかにした。
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