講演情報

[3K06]高レベル廃液中の不溶解残渣(白金族合金)の酸化蒸発挙動の検討

*大岩 祐毅1、佐藤 勇1、松浦 治明1、千葉 紗香1、加藤 瑞希1、多田 晴香2、和泉 博貴2 (1. 東京都市大、2. IHI)

キーワード:

白金族合金、Mo、酸化、蒸発、反応速度論

高レベル放射性廃液に含まれる白金族合金(Mo,Ru,Rh,Pd 及び Tc)は溶融炉内において溶融表面における仮焼層形成状態や炉底部への堆積など,ガラス固化プロセスに様々な影響を与える可能性がある。そこで,本研究では白金族合金の酸化・蒸発挙動の起点になっていると考えられる相変化を裏付けするため,赤外線ゴールドイメージ炉による急速加熱・急速冷却により,高温時の相状態を観察した。試験より得られた相変化の詳細をもとに,ジオメトリの変化を考慮したうえで,Moの酸化,Mo酸化物の蒸発及びRuの酸化等の速度論を酸素分圧や蒸気圧による影響を踏まえ,検討した。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン