セッション詳細

[CSY12]造影剤使用量の低減について考える

2025年7月19日(土) 15:00 〜 16:30
第20会場(2F,RRHO)
座長:石橋 徹(医療法人あかね 土谷総合病院 診療補助部 放射線室),佐藤 久弥(昭和医科大学病院 放射線技術部)
心血管疾患 (CVD) を持つ患者は慢性腎臓病 (CKD) を併存していることも多く、臨床において腎機能低下症例を経験します。造影剤腎症は、造影剤の投与後に発症する急性腎障害で、腎臓の機能が一時的に悪化する状態です。造影剤腎症は一過性であり、機能は回復することが多いとされていますが、造影剤腎症を1度発症すると予後が悪くなります。造影剤は検査や治療に必要なツールの1つですが、腎機能低下などのリスク因子を有する患者に造影剤の使用を避けられない状況があリます。今回、PCI、EVT、Structure(大血管)を行う上でどのように造影剤を減量して手技を行うことができるのか、施設での取り組みや方法などを共有できればと思います。

[CSY12-1]造影剤腎症を究める

阿部 充 (倉敷中央病院 循環器内科)

[CSY12-2]PCIにおける造影剤量低減の現実と挑戦

有田 豊広 (医療法人愛心会 東宝塚さとう病院 放射線室)

[CSY12-3]造影剤使用量の低減について考える-大血管編-

紀 裕介 (大阪けいさつ病院 放射線技術科)

[CSY12-4]EVT領域における造影剤低減の工夫~技術革新で叶える!画像支援が導く新たな一歩〜

塩入 知子1
櫻田 尚武1, 坂野 智一2, 中橋 秀文3, 岩橋 徳明3, 日比 潔4
(1.横浜市立大学附属市民総合医療センター 放射線部, 2.横浜市立大学附属病院 放射線部, 3.横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター内科, 4.横浜市立大学医学部循環器内科学)