セッション詳細

[SY11]手術時の抗血小板療法中止の実際

2025年7月17日(木) 10:10 〜 11:40
第7会場(10F,OICC)
座長:中川 義久(国立大学法人 滋賀医科大学 循環器内科),渡部 宏俊(枚方公済病院 循環器内科)
PCI後の抗血栓療法の周術期の休薬に関して、日本循環器学会から、2020年のフォーカスドアップデートと、2022年の非心臓手術のガイドラインが発出されています。しかし、各病院での外科医、麻酔科医と循環器内科医の協議により、実際の休薬がなされていることが多いです。抗血栓療法の長期中止は血栓症など虚血リスクの増大を招き、短期中止や継続は周術期の出血合併症が問題となります。出血リスクが問題となる手技の施行医と麻酔医からの発表を通じて、周術期の抗血栓療法について分野横断的に討論を行います。

[SY11-1]周術期の抗血栓療法一時中止に関するガイドラインとエビデンス

大塚 文之 (横浜市立大学 医学部 循環器内科学)

[SY11-2]整形外科領域で問題となる周術期の抗血栓療法

酒井 紀典 (徳島大学 整形外科)

[SY11-3]消化器内視鏡手術における抗血栓療法の周術期管理の実際: 臨床的視点

布袋屋 修 (虎の門病院 消化器内科)

[SY11-4]手術時の抗血小板療法中止の実際:肝胆膵外科領域で問題となる周術期の抗血栓療法

藤川 貴久
上本 裕介, 原田 渓 (小倉記念病院 外科)

[SY11-5]抗血小板療法中の区域麻酔管理:血液粘弾性検査を用いた個別化アプローチとその実際

川本 修司 (京都大学医学部附属病院 麻酔科)