セッション詳細

[SY45]不安定プラークをどのように治療すべきか?

2025年7月19日(土) 15:15 〜 16:45
第2会場(5F,OICC)
座長:上村 史朗(川崎医科大学 循環器内科),園田 信成(日本赤十字社唐津赤十字病院 循環器内科)
不安定プラーク(VP)の治療戦略には至適薬物治療(OMT)と経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の選択肢があり、どのように治療を行うべきかの統一した結論は得られていない。症状が軽度で安定している場合はOMTが推奨される一方で、症状が強くハイリスクの場合には早期のPCIが効果的な場合もある。今後、IVUS/OCTや冠動脈CT等の冠動脈イメージング技術の発展により、プラークの不安定性を正確に評価し、将来のイベント予測精度が高まれば、治療方針をより明確に判断出来る可能性がある。最新のエビデンスを踏まえ、現時点での最適な治療指針についてディスカッションし、VPに対する治療アプローチの理解を深めたいと考えている。

[SY45-1]不安定プラークの病理像

陣内 博行 (自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器内科)

[SY45-2]不安定プラーク診断における血管内イメージングの役割と課題 ~形態学的リスク評価から将来予測へ~

坂田 憲治 (金沢大学医学部附属病院 循環器内科)

[SY45-3]不安定プラークに対する至適薬物療法

南 尚賢 (北里大学病院 循環器内科学)

[SY45-4]不安定プラークに対するPCIは是か非か

安藤 博彦 (愛知医科大学 循環器内科)