挨拶
学会長挨拶
第37回福島県作業療法学会 開催にあたって
このたび、第37回福島県作業療法学会を2026年10月11日(日)に、ポラリス保健看護学院メグレズホールにおいて開催する運びとなりました。本学会は、現地開催とオンデマンド配信を組み合わせたハイブリッド形式で実施いたします。
本学会のテーマは、「参加をデザインする作業療法」です。私たち作業療法士は、人々がその人らしい生活を営み、家庭や地域、社会の中で望む活動や役割に参加できるよう支援する専門職です。しかし、少子高齢化や地域社会の変化、多様な価値観が共存する現代において、「参加」のあり方は一様ではありません。対象者一人ひとりの希望や生活背景に寄り添いながら、参加の機会を創出し、参加を阻む障壁を取り除き、その人らしい役割の獲得や継続を支えていくことが、これまで以上に求められています。
本学会では、こうした視点を共有し深めるため、特別講演やシンポジウムを準備しております。近年注目されるルックスケアの視点や、スポーツを通じた社会参加を考える障がい者スポーツなど、多様な実践領域を通して「参加」の意味や可能性を捉え直す機会を提供したいと考えております。また、会員の皆様による研究発表や実践報告は、本学会の重要な柱です。日々の実践から生まれた課題や成果を共有し、エビデンスと経験を結び付けながら議論を深めることで、福島県における作業療法の実践と研究のさらなる発展につながることを期待しております。
本学会が、日々の実践を振り返り、新たな視点やつながりを得る場となるとともに、参加を支える作業療法の可能性を改めて考える機会となれば幸いです。
多くの皆様のご発表ならびにご参加を心よりお待ち申し上げております。
2026年6月吉日
福島県作業療法士会
学術部長 川又 寛徳
