シンポジウム
シンポジウム
活動・参加としての障がい者スポーツ-作業療法士に求められること-
座長:羽川 孝幸 氏(郡山健康科学専門学校)
要旨
障がいのある人々にとってスポーツは、身体機能の維持・向上にとどまらず、社会参加や生きがいの創出、地域とのつながりを育む重要な「活動・参加」の場である。国際生活機能分類(ICF)の視点からも、スポーツへの参加は生活の質(QOL)を高める本質的な営みとして位置づけられる。
本シンポジウムでは、障がい者スポーツを「活動・参加」という作業療法の核心的概念と結びつけ、その支援における作業療法士の役割を多角的に検討し、作業療法士が担いうる具体的な支援のあり方を共有する。また、パラスポーツの普及・推進に向けた地域連携や制度的課題についても議論を深め、すべての人がスポーツを通じて社会に参加できる環境づくりへの貢献を探る。
シンポジスト
| 氏名 | 所属 | 略歴 |
|---|---|---|
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福島県県立医科大学保健科学部 作業療法学科 |
2005年4月作業療法士免許取得。2016年、前職在職時に上司より障がい者スポーツ指導員(現パラスポーツ指導員)の養成講習会の受講を薦められたことを契機に、障がい者スポーツに関わるようになる。2021年より現職。2020年より福島県障がい者スポーツ協会主催の運動導入教室福島会場を通して、地域在住の障がい児・者のスポーツ指導に関わっている。 |
橋本 大佑 氏 |
一般社団法人 日本車いすインストラクター協会 代表理事 | 筑波大学(障害児教育専攻)卒業後に渡独。現地日系企業に勤めながら、車いすスポーツを通した障害児・者への導入指導方法について学ぶ。ドイツ障害者スポーツ連盟公認リハビリテーションスポーツ指導員資格を取得。2009年に日本に帰国。スポーツを通じた障害児・者の孤立防止・エンパワメントに取り組む。2018年より現職。国内外で車いす操作スキル指導者の育成を行う。2026年6月より福島県障がい者スポーツ協会の特任コーディネーターに着任。 |
増子 恵美 氏 |
公益財団法人 福島県障がい者スポーツ協会 |
福島県三春町出身。小学5年でバスケットボールをはじめる。交通事故によって脊髄を損傷し、車いす生活に。その2年後に母親の勧めで車いすバスケットボールを始め、翌年より日本代表として世界選手権へ出場。2000年シドニーパラリンピックで銅メダル。1996年現職。地域スポーツの振興に力を注ぎ、2015年に現役を引退した後はパラスポーツ全般の普及・人材育成活動などに従事している。 |

澄川 幸志
橋本 大佑 氏
増子 恵美 氏