講演情報

[P2-16]地下埋設物の3次元データ化と可視化システムの検討

*梅宮 咲恵1、窪田 諭2 (1. 関西大学大学院、2. 関西大学)
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キーワード:

3次元点群データ、情報システム、維持管理、地下埋設物

土木構造物に関して国⼟交通省はi-constructionを推進しており,ICT機器を⽤いた構造物の維持管理が推奨されている.それに伴って構造物の3次元化の需要が⾼まっている.しかし上下水道,ガス管,それらを収容する共同溝などの地下構造物の3次元化に関する研究は少なく,実務での利用は進んでいない.また,地下埋設物は一度敷設工事を行うと構造物そのものを確認する手段が乏しい.そこで本研究ではICT機器を利⽤して地下構造物の維持管理を⾏う際に必要となる基盤データの構築⼿法を確⽴すること,地下構造物の維持管理の⾼度化を目的として,地下埋設物の3次元データの構築手法の提案とそのデータを3次元空間上に可視化するシステムを検討する.3次元データは敷設工事に取得した点群データと図面から作成する3次元モデル利用し,そのデータを地図上に重畳させることで可視化を実現する.