講演情報
[P2-34]人流データを活用した駅まち空間における施策PDCAツールの試作
*松村 一保1、北川 悠一1、田上 諒1、伊藤 暁1 (1. 株式会社 JR西日本ITソリューションズ)
キーワード:
人流データ、ビッグデータ、地域分析
駅を利用する人々の行動を理解することで、より使いやすい駅と駅周辺の空間を作り出すことができます。これまでは、統計調査やアンケートで人々の行動を調べていましたが、調査の頻度が少なく、費用も高いという問題がありました。そこで、比較的簡単に入手できるGPS位置情報データを活用して、まちづくりの計画を評価・改善するためのツールを試作しました。このツールは、新しい駅や公園などの整備が進む地域の人の動きを分析します。来街者の居住地や勤務地、属性、利用する鉄道路線、施設の利用時間帯、地域内の移動パターンを可視化します。これにより、地域の現状をより深く理解し、効果的なまちづくり計画の立案と評価に活用することができます。
本報告では、このツールを使用して京都大学宇治キャンパスの春夏秋の人の流れを可視化し、季節ごとの行動パターンの変化を明確に把握しました。
本報告では、このツールを使用して京都大学宇治キャンパスの春夏秋の人の流れを可視化し、季節ごとの行動パターンの変化を明確に把握しました。
