講演情報

[S2P-04]愛媛県別子地域の三波川変成帯に産するロジン岩の岩石記載および共存鉱物間のU分配の定性的評価「発表賞エントリー」

*横井 雅範1、河上 哲生1 (1. 京大・院理)

キーワード:

ロジン岩、ウラン、三波川帯

本研究は蛇紋岩体に伴うロジン岩の構成鉱物間でのUの分配を定性的に評価することを目的とし、愛媛県新居浜市端出場の三波川変成作用を記録している蛇紋岩体に伴うロジン岩の岩石記載と、EPMAによるX線元素マッピングを行った。このロジン岩は、緑色を呈する基質に幅約1-5 cmの白脈が蛇紋岩との境界に概ね平行に複数本存在する。境界付近では白脈の連続性が悪い。境界から離れると境界と斜交する方向の白脈も現れる。基質は灰礬柘榴石、透輝石、クリノクロアで構成される。白脈は透輝石、緑簾石とそれらの粒間を埋める方解石により構成され、基質の構造を切る。X線元素マッピングを行った結果、Uはクリノクロアにはほとんど含まれず、透輝石、緑簾石に同程度含まれる。灰礬柘榴石には透輝石、緑簾石よりは多く含まれ、チタン石に最も多く含まれることが明らかになった。

<div class="is-print-hide" style="height:0; overflow:hidden; max-width:100%; padding-bottom:84%; position:relative;"><iframe allow="fullscreen" allowfullscreen="true" frameborder="0" src="https://confit2.atlas.jp/articles/event/jams2022/slide/S2P-04", style="height:100%; left:0; position:absolute; top:0; width:100%;"></iframe></div>