日本南アジア学会第38回全国大会

大会実行委員長挨拶

第38回全国大会開催にあたって

 日本南アジア学会第38回全国大会は2025年9月27日(土)、28日(日)に東京外国語大学府中キャンパスを会場として開催することになりました。

 1990年代以降、東京近郊に限らず、日本全国各地に南アジア地域出身者が増加していることを実感します。それに比例して南アジアの味を楽しむことができるレストランや食材店も急増しています。南アジア地域出身の教員のために香辛料やハラールの食材をどうやって調達しようかと頭を悩ましていた時代を経験したものからすると、まさに隔世の感があります。

 東京外国語大学における南アジア地域研究の拠点である南アジア研究センター(South Asian Studies Center)では、活動のテーマの一つとして『異文化理解』『多文化共生』をキーワードに掲げ、東京外国語大学ならでは、と言えるような活動を始めています。高度な言語運用能力を活かした通訳や翻訳だけでなく、日本に居住する南アジア地域出身者がどんな問題に直面しているのか、出身地域や日本での居住地域ごとに異なる状況を理解し、さまざまな外部の機関などとも連携しながら真の『異文化理解』に向けた活動を、今後も継続する予定です。今年度の全国大会でもその成果の一端を示すことができれば、と考えています。

 研究のご報告や懇親会へのエントリーをふるって行っていただけますよう、実行委員会一同お待ち申し上げております。

2025年2月28日
第38回大会実行委員長
東京外国語大学 萬宮 健策