講演情報

[P1-03]説明活動による「食」に関する言語表現の変化

*加藤 祥1、設樂 馨2、森 千晴3、久成 三有紀3 (1. 北海道大学、2. 武庫川女子大学、3. 岡山大学)
「食」に対する関心や意識を高めることを目的とし,食に関するコミュニケーション(他者に向けた説明活動の反復)による言語表現への影響を検討した.3種類の調査対象語(料理名)の「おいしさ」に関する表現を3時点(事前・事後・追跡)で記述させる調査を行った.介入群には説明を伴う言語活動(食育教材を用いたゲームの実施)を反復させたところ,語彙量および語彙種類数が有意に増加したほか,知覚的領域の拡張,統語的複雑化,列挙的表現から文構造を伴う記述への変化など,表現の量的拡張と質的精緻化の促進が示唆された.