講演情報

[P1-08-A]解釈としての創造性——美学的議論との統合と実証研究の構想

*山田 和佳1,2、山本 茉輝 (1. 工学院大学、2. 東京大学)

キーワード:

創造性・創造的知能、芸術論、生成AI、哲学

生成AI時代の創造性帰属問題を背景に、本研究は美学・音楽学・認知科学の知見を統合し、創造性を「与えられた情報と自力で生成した情報の関係性を構築する認知プロセス、すなわち解釈そのもの」として再定義する。創作を「可能的なものの解釈」、鑑賞を「現存するものの解釈」と位置づける二位相モデルを提示し、演奏家の固有性や作者における鑑賞者性の再帰的プロセスを統一的に記述する。本発表では、このモデルから導かれる実証研究の構想について報告し、人間の創造的認知の本質について思索する。