講演情報

[P1-28]オーケストラ音楽における打楽器の演奏は指示的意味を持ちうるか:機械学習アプローチ

*登坂 優佳1,2、峯島 宏次1、佐藤 有理2 (1. 慶應義塾大学、2. お茶の水女子大学)

キーワード:

非言語表現、指示的意味、機械学習

本研究では、音楽は音楽外の対象を指示しうるかという問題を、機械学習による検討を通して探求した。まずオーケストラ音楽におけるバスドラムとティンパニの使用に着目し、その使用が音楽外的対象を指示するとされる楽曲とそうでない楽曲からなる音楽データセットを、音楽学の文献に基づき構築した。次にこの音楽断片をメルスペクトログラム表現に変換し、それによって訓練されたCNNモデルが指示的な使用とそうでない使用を分類できるかを検証した。これにより、指示的使用を音楽内の特徴のみから判別できる可能性を示した。