講演情報

[P1-38-A]感情認知における感情強度と視線の効果

*亀井 菜名1、原田 佑規1、行廣 隆次1 (1. 京都先端科学大学)

キーワード:

表情認知、視線

他者の感情推定では顔の部位は非常に重要である。本研究では目もとや口もとに対する注視が感情判断に及ぼす影響を検討した。具体的には,表情画像に対し弁別課題と眼球運動計測を実施した。その結果,感情ごとに注視部位は異なり喜びでは目もとに対し怒りでは口もとに対する注視時間が有意に短かった。感情判断については口もとに対する注視が増えると喜びの認知が抑制され,怒りでは目もとに対する注視が認知を促進する傾向が示された。これらの結果は特定の部位に対する注視が対応する感情の認知を促進するわけではないことを示唆する。