講演情報

[P1-55]誤情報の訂正における情報構造と作動記憶容量の影響

*寺井 仁1、倉重 敦也1 (1. 近畿大学産業理工学部)

キーワード:

誤情報、作動記憶容量

本研究では,誤情報が訂正された後も影響を与え続ける誤情報持続効果に対し,個人の作動記憶容量(WMC)と情報構造の複雑さが与える影響を実験的に検討した.物語文の読解を課題とし,物語の長さと誤情報の訂正タイミングを操作した実験の結果,WMCの影響は,物語が短い場合に顕著であることが確認された.具体的にはWMCのスコアが低い参加者は,高い参加者と比較して,誤情報の影響を受けやすいことが示された.一方,物語が長い場合には,WMCによる影響は低減した.