講演情報

[P1-63-A]地域の歴史的統計表を読み解く場がもたらす市民の創造的解釈のプロセスとそのメカニズム

*佐々木 響希1、中小路 久美代1 (1. 公立はこだて未来大学)

キーワード:

市史統計表、市民参加型ワークショップ、mini-c、The Five A's framework、思考行為の痕跡としてのアノテーション

本研究では,地域の歴史的統計表を対象として,参加者同士で対話や議論を行いながら,気づきや疑問,推察を自由にアノテーションとして書き込んでいく市民参加型ワークショップSLAPUPを十数回にわたり実践してきた.本稿では,統計表へのアノテーションをmini-cに至る思考の痕跡と捉え,表のビジュアルな構造やレイアウト,空白や欠損のまとまり,書き込みに用いる道具,他者との対話や既存の書き込みが,参加者の問いや推察,地域理解と結びついたmini-cの生成にどのように関与するかを考察する.