講演情報
[P1-68]ロボット操作方略の加齢変化とその特性:若年者の効率性と高齢者の多様性
*安久 絵里子1、八木 聡明2 (1. 筑波大学、2. 大阪大学)
キーワード:
ロボット操作、学習、加齢変化、多様性、方略的ゆらぎ
本研究は,ロボットアームを用いた移動課題における高齢者と若年者の挙動データ及び主観評価を比較し,加齢に伴う操作特性を明らかにすることを目的とした.その結果,若年者は一貫した効率的挙動を示したが,高齢者は試行間で変動の大きい多様な挙動を示した.主観評価から,高齢者は時間的切迫感や努力感を感じつつも正確性を優先する方略を採り,故障原因を自己よりもシステム側に帰属させ動機づけを維持する傾向が示唆された.こうした慎重な探索に伴う方略的ゆらぎが,未知の状況に頑健な模倣学習を実現する可能性について議論した.
