講演情報
[P1-73-A]自然会話コーパスに基づく母音延伸の頻度と心理指標との関連性の検討
*韓 旼池2,1 (1. 京都大学、2. 国立障害者リハビリテーションセンター)
キーワード:
日本語、母音延伸、心理指標、自閉傾向、コーパス
母音延伸は、話し手の心内状態や対人関係の把握と深く関わる。本発表は、ASD者とTD者間で、母音延伸が言語コミュニケーションにおけるバリアーとして機能しうるかを検討する。『日本語日常会話コーパス』を用い、成人TD話者57名の母音延伸頻度とAQを含む心理指標との関連を調査する。現段階までの結果では、母音延伸は言語バリアーとして機能しない可能性が高いが、一部条件では探索的に注目すべき傾向もみられた。今後、言語情報、話者情報、発話状況を含めて精密に検討・分析を続ける予定である。
