講演情報
[P2-04]黙読内声尺度による黙読時の主観的経験の多様性の記述
*粟津 俊二1 (1. 実践女子大学)
キーワード:
文章理解、読解プロセス、個人差、尺度、内声・内言
文字の黙読時に声が聞こえる「黙読内声」の個人差を測定するため,12文(説明文・談話文各6文)からなる黙読経験尺度を作成し,その妥当性を検証した,351名を対象とした調査の結果,尺度が高い信頼性と説明文・談話文の2因子構造を持つことが示された.潜在クラス分析では,回答者を「完全黙読内声群」や「無黙読内声群」など,IRVの量と文種の差による5つの特性クラスに分類できた.本尺度は,黙読内声の個人差を十分に捉えることができ,黙読内声の機能や機序の解明に寄与すると考える.
