講演情報
[P2-06]舞踊の動きに着目したゆっくり動く全身連動性アプローチの柔軟性への影響:3次元動作解析システムを用い,アスリート・指導者を対象として.
*清水 知恵1、門脇 弘樹1、梅野 貴俊1、中村 貴志1 (1. 福岡教育大学)
キーワード:
個別対応型全身連動性調整法、動きの質、舞踊/身体、柔軟性、コーディネーション
全身連動性は,流麗な動き方をする野生動物にも見られるものであり,関節から関節へ,末端から体幹部を通り末端までの全ての関節を滑らかに連動させる動かし方である.このような動き方は舞踊の動きに多く見られるが,質的な側面に着目してみると,動きとしては,いわゆる滑らかに見えるものが多い.清水考案の「全身連動性ムーブメント・アプローチ」は,このような全身を連動させる身体の動かし方に,身体調整法の動きの法則が含まれていることを見出したことで,簡易化・一般化できる可能性を得て作成された.このアプローチは,完全な個別対応型の全身連動性調整法として適用できるものであり,ストレッチや,フォームのあるヨーガ等の左右対称トレーニングやエクササイズ系の動作を行う前に,実施するのに適しているものである.現在,このアプローチの有効性についてまず検証を試みている段階にあり,本アプローチの介入前後で行った3次元動作解析の結果からは,アスリート・指導者である被験者において柔軟性が高まる傾向が見られ,身体の強張りが取れ,良好な状態を取り戻せた分,パフォーマンスの向上に繋がる可能性がみいだせた.
