講演情報

[P2-09]乳幼児に関するリスク認知の構造と心理的適応との関連―子どもの有無および抑うつ症状に着目して―

*西尾 祐美子1、古見 文一2 (1. 畿央大学、2. 関西学院大学)

キーワード:

リスク認知、抑うつ症状、乳幼児、個人差

本研究は,日常生活におけるリスク認知の構造と個人差の検討を目的とした。20~40歳代の406名が子どもに関するリスク評定課題に回答した。因子分析の結果,リスク認知は「事故・外傷リスク」と「健康・生活環境リスク」の2因子に整理された.分散分析の結果,事故リスクは健康リスクより得点が高く,性別および子どもの有無によりリスク評定得点に差が認められた。回帰分析の結果,リスク認知と抑うつ症状の関連はリスクの種類により異なることが示された。以上より,リスク認知はリスクの性質や個人要因に応じて異なることが示唆された。