講演情報
[P2-14-A]援助行動の発達的起源―乳児は視線を用いて他者を援助するか―
*黄 少君1、尾野 有起良1、平田 貴士1,2、孟 憲巍1 (1. 名古屋大学、2. 東京科学大学)
キーワード:
援助行動、視線随伴パラダイム、乳児、発達、認知
ヒトの援助行動は生後1歳過ぎから観察されるが、他者が困っている状況を認知する能力はより早期に出現する。そのため、適切な指標を用いれば、運動能力が未熟な乳児においてもすでに援助行動が見られる可能性がある。本研究では、援助行動を測定するための視線随伴パラダイムを開発し、乳児の援助行動を実験的に検討した。具体的には、他者が困っている条件と困っていない条件を設定し、乳児が自身の視線を使って助ける課題を用いた。その結果、困っていない条件と比較して、困っている条件において、乳児は有意に早く援助行動を示した。
