講演情報
[P2-20]美術鑑賞における不便さがもたらす体験
-認知・情動・行動過程に着目して-
*慎 由奈1、清水 大地1 (1. 神戸大学)
キーワード:
推論・問題解決、感情
本研究は、対象が不便だからこそ得られる益に注目した概念である「不便益」に着目し、その不便益をもたらすデザインを体験する際の利用者の過程を探索的に検討した。コンセプトと作品解説文双方を提示する典型的な美術展、解説文のみを提示する不便な美術展、どちらも提示しない最も不便な美術展を実施し、鑑賞者の認知・情動・行動を測定、美術展間で比較した。結果、不便な美術展では、達成感をより強く感じる様子、主体的に行動する様子、特異な鑑賞の仕方が生まれる様子が見られた。
