講演情報

[P2-24]黙読と言語理解に係る脳活動の識別

*坂西 亮哉1、工藤 卓1 (1. 関西学院大学大学院 神経知能工学研究室)

キーワード:

前頭前野、内声、視覚イメージ、空間認知、近赤外線分光法(fNIRS)

本研究では,内声,視覚イメージ,および空間認知の異なる認知課題において,「上/下」方向に対応する脳活動をfNIRSを用いて計測・解析した.実験の結果,前頭前野,特に前頭極Fp1付近において,課題のモダリティに依存せず,上と下の条件で脳活動が対称的に変化する傾向が確認された.これは方向概念が抽象化された表象として符号化されている可能性を示唆する.これに対して,CNNによる識別精度が低かったことは,空間認知が時系列変化の動的なプロセスであることを示している可能性がある.